小さな組織の「情報機動力」戦略!

中小企業の情報機動力を高める最新ITの活用事例などを発信します。

2−3.ビジネスアプリ活用を成功させるコツ(後半)

このブログ「小さな組織の情報機動力戦略!」は、中小企業の経営者の方々を
対象としています。

 

iPadクラウドなどの最新のIT を、

「本気のビジネスモードで使いたい」と考えている方々に対して、

必ず役に立つ重要な情報を発信します。 

 

今回は、「 2−3.ビジネスアプリ活用を成功させるコツ」の後半です。

 

2.MetaMoji Note(旧Note Anytime。手書きのスケッチ描画)

 

真っ白なキャンバスや、PDF、写真などを背景にして、

手書きで文字やスケッチを書く事ができるアプリです。

 

7notesを開発したMetaMoji 社のアプリで、

7notesで制作したデータを取り込むこともできます。

 

スケッチ機能を持つアプリの中では、

日本語による手書き機能の使い易さは、おそらくナンバーワンです。

(個人的にはGoogReaderなどより、遥かに使い易い)

 

さらに、ここが重要なポイントですが、

MetaMoji Noteには、

スケッチや手書きのテキスト変換という基本的な機能以外の所で、

ビジネスアプリとしての優れた特徴があります。

 

それは、「他のアプリへデータを送るエキスポートの機能」が

非常に充実しているという点です。

 

これを利用すると、

Dropboxなどのクラウドを経由して、他のアプリと組み合わせて、

複数のアプリで情報編集や加工ができるシステムを構築することが、

プログラム開発などをしなくても簡単にできてしまいます。

 

一例を挙げると、

Dropboxに保管していた設計図書や図面(PDF文書)を読み出して、

MetaMoji Noteで朱書きのアノテーション(注釈やメモ)を記入し、

Googleドライブにいったん保管して、

Googleドライブの共有機能を使って関係者と共有すれば、

 

相手の人は、現場でiPad上で、朱書きされたPDF資料を開き、

それを作業指示として使うことができる、とういうような具合です。

 

このサンプルケースでは、

作業指示に必要な情報をメールに添付して送る必要がなくなるので、

情報を伝達するスピードがかなり早くなり、

機動力を活かして仕事ができるようになることがメリット(効果)です。

 

本来MetaMoji Noteは、ポストカードなどを作成する目的で使う、

スケッチアプリなのですが、

 

このように、ビジネス活用の分野でも、大いに威力を発揮し、

特にエキスポート機能を活用することで

アプリやクラウドを相互につなぐ

「ハブ的な役割」を果たすことの効果は絶大です。

 

こういう意味で、僕はMetaMoji Noteを、

システムを構築する際に「絶対に離せない最強の役立ちアプリ」と

位置付けています。 

 

3.MetaMoji Share(旧Share Anytime:ペーパレス会議)

 

なんかMetaMoji社のアプリの話ばかりになりましたが、

僕は決して、MetaMoji社の回し者ではありません(笑)

 

僕はビジネスで使うアプリに関してはかなり厳しい評価をしています。

 

「いざ、という時」に役に立たないものは、

素早い対応を求められるビジネスの舞台では役に立たないので、

少しでも効果が曖昧なヤツは、どんどん外して行きます。

 

ここで紹介している7notes,MetaMoji Note,MetaMOji Shareの3つは、

そうやって残った数少ない「最強の役立ちアプリ」です。

 

このMetaMoji Shareは、複数iPadを同期させ、

PDF文書とそこに描いたアノテーションを共有しながら、

ペーパレス会議ができる非常に優れたアプリです。

 

パソコンを使わずに、iPad だけで文書が共有できるビジネスアプリ

としては、おそらく最強ではないかと思います。

 

この世界では、少し前まで、

RICHO社のSmartPresentorというアプリが有名でしたが、

以下の点で非常に優れた実用性があります。

 

MetaMoji Shareは、

1)最大100台まで同期ができる

(SmartPresentorは10台まで)

 

2)離れた場所や、異なるネットワーク下のiPad同期できる

(SmartPresentorは同じ部屋でWiFiを共有しているもののみ)

 

3)書き込むアノテーションの量には制約がない

(SmartPresentorはすぐにいっぱいになる)

 

これらの特徴のおかげで、

ビジネスでペーパレス会議を行う際の問題の多くが解決されました。

 

尚、離れた場所同士での打ち合わせを行う時は、

Facetimeやハングアウトなどのビデオ会議アプリを併用することを

強くお勧めします。

 

音声と文書を共有しながら、

文書とアノテーションを共有した打ち合わせができます。

 

このように、これまではパソコンを使わないとできなかったWeb会議、

つまり画像や音声や文書を同時に共有する必要があったWeb会議が、

 

iPadを使うことで、パソコンのある場所に制約されずに、

移動中や外出先であっても、

参加者に参加してもらうことができるようになります。

 

また、オンラインでリアルタイムのセミナーや講義などの

運用もできますね。

 

このような使い方ができるシステムが、

月々わずか200円程度の費用で運用できるようになりますので、

 

Web会議商品やサービスを取り扱う業界の構造や

ビジネスの内容にも大きな変化をもたらすであろうと考えています。

 

4. 2−3.ビジネスアプリ活用を成功させるコツ」のまとめ

 

前回と今回の記事でおわかりになったと思いますが、

ビジネスでアプリを使いこなすコツは、

「アプリ同士の組合わせ」の相乗効果を活用することです。

 

1つ1つのアプリの機能は単機能で大したことはなくても、

連携して動かすことで非常に大きな力を発揮させることができます。

 

この点が、ビジネス活用のスタイルが、個人利用とは全く違う所です。

ここをご理解くだされば、

ビジネスの場で有用なアプリをもっと使えるようになると思います。 

 

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