小さな組織の「情報機動力」戦略!

中小企業の情報機動力を高める最新ITの活用事例などを発信します。

2−3.ビジネスアプリの活用を成功させるコツ(前半)

このブログ「小さな組織の情報機動力戦略!」は、中小企業の経営者の方々を
対象としています。

 

「本気でビジネスモードで使いたい」と考えている方々に対して、

こちらも本気で(笑)、有益な情報を発信します。 

 

今回は、ビジネスで威力を発揮するアプリをいくつか例にとって、

iPadのアプリを最大限に活用するためのコツを理解していただく企画です。

 

iPadでは、GoogReaderのような多機能アプリもありますが、

これは例外的だと思った方が良いです。

 

iPadでは、多くのアプリはモバイルの場で使えるように、

単機能で、素早く起動できて、より簡単な操作で使えるように作られています。

 

逆の見方をすると、

ビジネスで利用する時は、パソコンでのように、

1つのアプリだけで全てを処理しようとしても、

機能的に全くもの足りない、と感じることが多くなります。

 

多くの人が、iPadをビジネスの場ではあまり利用せず、

机の引き出しの中で「肥やし」化させてしまう?(笑)のは、

こういうiPadの特性も1つの原因だと考えています。

 

実は、iPadでは、いくつかの関連するアプリを組み合わせて

使うことができるかかどうかが、とても重要なポイントになります。

 

ですが、多くの方がこの点を見逃してしまっておられますので、

ここを具体的にお伝えしたい。

 

ただ、「組み合わせる」なんて言っても、

何のことだか具体的にイメージし難いと思いますので、

 

僕が非常に頼りにしている3つのアプリを例にとって、

有効活用するための「組合わせのコツ」を解説します。

 

今回のテーマは前半、後半の2回でお届けします。

少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。

 

それから、アプリの話をすると、

「そんなアプリは既に持ってるよ」などと言い出して、

自己主張しながらモノを見切ったような態度を取る人(笑)が、

必ず出て来ますが、 

 

持っているかどうかなどは活用とは全く関係ありません。

そんな表面的な見方しかできないのではダメです。

「どう使うか」が大切なポイントで、その話をしていますので、

どうぞ主旨をご理解ください。 

 

 

1.7notes(手書きのテキスト変換。MetaMoji社)

 

説明する必要がないくらいに有名な手書きアプリです。

ただし、ただ「手書きで書ける」ということだけでは、

全く意味がありません。

 

そうではなく、いろんなシステムへの情報入力のための

「らくらくインプット」の手段として使う時に、

非常に大きな効果があるので、そこに着目してください。

 

つまり7notesで書いた内容を「どう利用するか」が、実のところ、

非常に大きなポイントになります。

 

以下は、僕の場合の活用の一例です。

 

僕は、商談や会議の結果から、

関係者に連絡をしなくてはならないような場合に使っています。

 

面談の席では、相手の発言のキーワードだけを

素早く「手書き(流し書き)」でメモを取り、打ち合わせに集中します。

 

その後、打ち合わせの休憩時間や、終わった時に、

「後から変換」機能を使って、手書き文字をテキストに自動変換をして、

Dropboxに保管します。

 

僕のDripboxは、内部でGoogleドライブとクラウド連携していて、

Googleドライブにも自動的に同じデータが入る仕組みになっているので、

 

Googleドライブの情報共有機能を使って、関係者と情報を共有します。

 

そしてLINEを使って「送ったから見てね」と一言送ります。

これだけです。

 

こうすることで、

事務所に戻ってメモをもとにパソコンに打ち込み治して清書して、

それからメールを出すという工程が必要がなくなります。

 

報告や作業指示をその場で出せて、大幅な時間短縮になります。

 

このように「たかが手書き」ですが、

使い方の工夫で、ものすごい情報機動力を発揮することができます。 

 

ここから、後半に続きます。

 

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